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Cylinder

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edison
蓄音機の発明【円筒式】
音を入れ物にしまっておき、好きな時に取り出して聞きたい。 こんな人類の願望は1887(明治10)年、
アメリカの発明王エジソンによって達成されました。それが世界初の録音・再生機「フォノグラフ(Phonograph)」です。

この機械は、銅製の円筒に錫箔を巻き付けたものを手で回転させ、振動板につなげた録音針を錫箔に押し当てて、
溝の【深さ】を音の強さに応じて 変化させることにより音を記録させるものでした。
縦の振幅が音源なのです。円筒形の錫箔の部分は後に蝋で被覆するようになり蝋管と呼ばれるようになりました。
蓄音機の発明【平円盤】
その10年後、エミール・ベルリナーは円盤状の硬質ゴムを回転させ、渦巻き状 に溝を刻む方式を考案しました。
横の振幅で記録!これが、今日のレコードの原形となりました。

エジソンも、後に縦振動の円盤を開発しましたが、ベルリナーがもっぱら音楽の録音に、力を入れていたのに対し、
エジソンは演説等の記録への利用に重きを置いたため、ベルリナーの横振動形式の円盤が普及したとの事です。

現存SP盤のほとんどはこのベルリナーの形式ですが、中にはエジソンの縦振動版もあるそうです。
これは縦振動用の蓄音機でなければ聴くことの出来ない珍しい盤だそうですがお目にかかった事はありません。

エジソンの残した言葉【天才とは99%の汗と1%の閃きである】は有名ですね。
彼の多々あるひらめきの中で、レコードとムービーだけは他者のヒラメキのほうがもっとキラメイタ感じですね。
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