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洋彰庵の使用スピーカは BOSE 社の旧タイプ901-IV&101-MMGです
ボーズ社の歴史は、アマー・G・ボーズ博士(右写真)のたゆまぬ研究の歴史だと存じます。M.I.T.(マサチューセッツ工科大学)の学生だったボーズが、音響スピーカーの研究を始めたのは大学院卒業直前。 客観的な音響性能を示すスペック情報と実際の聴き心地との相違に疑問を感じた博士は以来、人間の聴覚と音響スペックとの関係を中心に研究に研究を重ね、独自の理論を確立しました。
そして1964年にはM.I.T.の研究室を拠点にボーズ社の設立が認められます。
「すべての人に気軽に最高の音の愉しみを・・」あくまで「機器」ではなく「音楽」の提供者にこだわりを持つ同博士の考えはボーズ・フィロソフィとも呼ばれています。
今でもこの思想は大切にされ、ボーズでは利益のすべてをまた次の研究開発につぎ込むという、 音響メーカーというよりも、音響の研究集団として活躍しています。
profBOSE
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■Bose Corporation沿革
ボーズ博士 1929年フィラデルフィアに生まれる。
1964年 設立 米国航空宇宙局(NASA)米国国防省その他への技術供給会社として発足
1968年 世界初のダイレクト/リフレクティング・スピーカー「901」を米国国内に於いて販売開始
1970年 ボーズ・ヨーロッパ設立
1977年 日本 ボーズ・アジアリミテッド 日本支社 設立
1979年 日本 Hi-Fi用スピーカー「901IV」、プロ用スピーカー「802」発売
「一人でも多くの人に聴いてもらう」を原点に全国販売店での試聴を実施し、少しずつ評価を高める
1982年 ゼネラルモータース(GM)社と最初の契約 同社キャデラックを始めとする車内音響システムの開発、製造、供給を開始
以後ホンダ、ニッサン、アウディ、メルセデスベンツ、マツダなどにボーズサウンドを搭載
1982年 日本 秋のオーディオフェアにて「101MM」を発表。   それまでの小型スピーカーのイメージを打ち破り、業界関係者及び一般ユーザーを驚かせる(この「101MM」は現在でも販売中)
1988年 カルガリー冬季オリンピック(カナダ)に於いて会場音響設備の公式サプライヤー担当
1992年 スペースシャトル「エンデバー」にスピーカー搭載、後すべてのスペースシャトルもBOSE社製のスピーカーシステムを採用
アルベールビル冬季オリンピック(フランス)に於いて会場音響設備の公式サプライヤー担当
1994年 マディソン・スクェア・ガーデン、システィナ礼拝堂の音響設計を担当
1995年 日本 「WBS-1」「901WB」発売
WBS-1の広告にジャズプレイヤー「渡辺貞夫」を起用
「LS-6」「LS-12」発売
1996年 スーパードーム(U.S.A)の音響設計
1998年 長野冬季オリンピックのフィギュアスケート会場「ホワイトリンク」及びスノーボード競技会場「ハーフパイプ」の音響を担当
1999年 9月日本 お台場「ヴィーナスフォート」の音響を担当 300個以上のスピーカーを配置し、音の空間を演出した。
2000年   To be continued
BOSE CORPORATION
マサチューセッツ工科大学(MIT)の教授であるアマー・G・ボーズ博士。スピーカーの測定結果と実際の耳に感じる音の違いに疑問を持ちました。音響工学、物理学・材料工学・流体力学・心理音響学といったあらゆる学問から音を見つめ直し、独自のスピーカー理論を生み出しました。
真の原音再生とは何か?この命題の答えは測定値だけでは得られないという考えをもとに、BOSE技術陣は演奏会場の分析というところから原音再生の研究を始め、1966年には製品第一号として「2201」を発表。その奇抜な形と理論は世界のオーディオ界もさることながら音楽業界に大きな反響を呼びました。
その後、1968年にBOSEの代名詞とも言うべきスピーカー901を発売。前面に1つ背面に8つのスピーカーユニットを配置するという独特の構造は、オーディオ業界で最も注目すべき発明といわれ、世界中の専門家、特に音楽家から高い評価を得ました。
人間は「音楽を聴いてくつろぐ」といったいつまでも変わらない欲求を持っています。BOSEではその欲求を満たすために「自然に聴こえる音楽の再生」を最大の使命と考えています。  以上 製品パンフレット抜粋
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